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DATE: CATEGORY:小説
ここ数日で大きな動きを見せた銀雨世界。
二人と一匹があれこれ話し合っているようです。



とある建物の一室。
飾り気の無いその空間に置かれたテーブルセット。
その椅子の一つに銀髪の少女リーズバイフェが座っていた。
彼女がテーブルに置かれたいくつかの紙の束から一つを手に取るとうーむと唸った。
その紙にはここ数日で明らかになった事件や依頼の報告が書かれていた。

武曲七星儀の首謀者『鳳・武曲』について
科学人間の戦闘実験
日本に現れた『聖女アリス』、それを追う『処刑人』集団、そして不穏な動きを見せる『吸血鬼』


「どうですか?」
報告書を読みながら唸っているリーズの前に湯気の立つティーカップが置かれる。
顔を上げるとそこにはふんわりとしたウェーブのかかった髪、白を基調とした服に身を包んだ少女、イルヴァがいた。
「どうもこうも、面倒なことになってきたな」
ぱさりと紙の束を放り、ティーカップに口をつける。
フルーティーな香りが口の中に広がっていく。
「期間限定品ですのよ」
イルヴァの世話になっている【茶葉専門店『LEAVES』】の期間限定商品[Take Care!]なのだそうだ。
自分の分となぜか横に陣取っているクマっぽい生き物の分も用意し、席に着く。
「面倒、ですか」
「やはり気になるのはこちらですわね」
イルヴァが紙の束の中から『聖女アリス』関連のものを抜き出す。
コルシカ島での戦いで行方不明となっていたアリスが日本に現れた。
生きていてくれたことは喜ばしいことだ。
だが、彼女を取り巻く一連の事件はいくつかの何故が付きまとう。
何故日本に来たのか?何故味方であるはずの処刑人がアリスを狙うのか?
「そうだな…」
リーズは彼女なりの予測を語った。

原初の吸血鬼に協力、もしくは操られている。
原初の吸血鬼にとって、吸血鬼たちの行動は不利益となるため妨害するためにアリスを送り込む。
吸血鬼はカリストと繋がっており、妨害を退けるためアリス殺害しようとしている。


「ふむふむ、そういう可能性もあるね」
口を開いたのはクマっぽい何かだった。
「人狼騎士であるアリスがヴァンパイアの行動を妨害しようとするのは別に不自然じゃないけど…」
といいその手がある文章を指す。
『貴種ヴァンパイアが根城としている館に向かっています』
運命予報士の語った一言。
「ということはアリスの目的は貴種ヴァンパイアたちの妨害ではなく」
「合流するのが目的かもしれないね」
そうすれば処刑人の行動にも納得がいく。
この仮説が正しいとするならば、アリスはヴァンパイア側についたということになるのだが、あれほど吸血鬼を憎んでいる人狼騎士がすなおに協力しているとは考えにくい。
「アリス様は原初の吸血鬼に洗脳されている?」
「あるいは…『螺子』が取り除かれた」
螺子がなくなれば吸血鬼を憎む理由もなくなる。
とはいえ、イロイロと仮説を立てても事態が進展するわけではない。
「今は動くしかないようですね」
くまっぽい何かが告げ、ティーカップを持ち上げようとしたがその手ではもてないことに気がつきがっくりとうなだれた。

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コメント

く…、くまっぽい何かがどこか
「博識っぽいなにか」になっている気がするっ!

それとイルヴァさんもこんばんはーだね。
我が家の強がりボーイがお世話になってるよ~。
(ネリムのコトです。)

いらっしゃいませウィアドさま。
ネリム様には大変お世話になっています。
わたくしも最近こちらに移動してきましたの。
これからよろしくお願いいたします。

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